まとめると
国土交通省が警察と手を組み、車検切れの「ねずみ取り」の実験を行う。
車検切れの場合、自賠責保険も切れている場合が多い。
2018年度から全国で本格導入される予定。
罰金よりも、自賠責の保険料に
最初の記事では車検切れを取り締まるということだけしか書かれていなかったので、取り締まる実益はどれほどあるのだろうか?と思ったものの、その疑問に根拠があるわけではありませんでした。
続報では、車検切れの車両は、自賠責保険に入っていない可能性が高いとの指摘がありました。無保険の車両を取り締まることに意義があることは疑いはありません。
取り締まった後、免停のほか、罰金を科するのではなく、罰金相当額を徴収し、自賠責の保険料に充当するわけにはいかないでしょうか。
元記事
車検切れ検知、即アウト 公道で走行車のナンバー読み取り、交通切符を交付 国交省と警察が実証実験
車検切れのまま公道を走っている車やバイクを摘発しようと、国土交通省は警察と手を組み、
道路脇に設置したナンバー読み取り機で車検切れを検知し、その場で交通切符を交付する実証実験を9月末に始める。
全国5カ所で年内に順次実施する予定で、場所の選定を進めている。
結果を踏まえ、来年に全国の都道府県警と連携して本格運用に乗りだす。
使用するナンバー読み取り機は、車検の登録データベースとつながっており、有効かどうかを瞬時に照合できる。
前方で待ち構えた警察官が停止させて取り締まる。
車検切れが発覚すれば、赤切符を切られ、免許停止(行政処分)となるだけでなく、罰金(刑事処分)を科せられることになる。
国交省によると、国内に車やバイクは約8千万台あり、約500万台が車検切れになっている。
多くが放置状態になっているとみられるが、過去の統計から約20万台が公道を走っていると推定される。
産経新聞
続報
車検切れ取り締まりへナンバー読み取り装置
2017年9月15日 16:01 日テレnews24
車検が切れたまま走っている自動車を取り締まるために、国土交通省が新たに導入するナンバーの自動読み取り装置が公開された。
15日に公開されたのは、持ち運びのできる、ナンバーの自動読み取り装置。走行している自動車のナンバーをカメラが読み取り、車検が切れていれば、モニターに表示される仕組みになっている。
車検切れの自動車は全国に約20万台あるとみられていて、安全性に問題があるほか、自賠責保険も切れている可能性が高いという。
これまで国土交通省は、車検切れの自動車の使用者に対して、はがきを送るなどの対応をしてきたが、この装置の導入で、街頭での指導、警告ができるようになる。
この装置は来年度、全国各地で本格的に導入される予定。